福島第一原発で、溶け落ちた核燃料・
燃料デブリの試験的な取り出しに向けた機器の設置が完了しました。
福島第一原発2号機の燃料デブリの試験的な取り出しには、テレスコ式と呼ばれる釣り竿のような形をした機器を使う予定です。
東京電力は7月19日、機器を原子炉建屋内に搬入し、7月25日に取り付け作業が完了したと発表しました。
採取する燃料デブリは、線量が高くならないよう3グラム以下を金属の先端で挟んで取り出す計画ですが、高線量だった場合は戻すことも検討します。
原子力規制委員会による検査後、早ければ8月にも試験的な取り出しに着手します。