テレスコ式機器を2号機原子炉建屋内に搬入…デブリ取り出しへ 福島第一原発
福島第一原発2号機の燃料デブリの試験的取り出しに使う機器について、東京電力は19日朝、2号機原子炉建屋内に搬入したと発表しました。
福島第一原発2号機の溶け落ちた核燃料、燃料デブリの試験的な取り出しには、テレスコ式と呼ばれる釣り竿のような形をした機器を使う予定です。
東京電力は、この機器を2号機の原子炉建屋内へ運搬するため、レールを敷き、19日午前4時から搬入を始めました。搬入作業は、午前8時に終了したということです。
来週以降、機器の取り付け作業をするということです。
原子力規制委員会による検査に合格すれば、早ければ8月にも燃料デブリの試験的取り出しに着手する方針です。