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「栽培者もこの献上が最大の誇り」31年連続で皇室へ献上される“桃” 福島

2024年7月22日 19:00
「栽培者もこの献上が最大の誇り」31年連続で皇室へ献上される“桃” 福島

福島が誇る桃が最盛期を迎えています。桑折町の桃は、31年連続で皇室への献上桃に選ばれました。

ずらりと並んだ桃、桃、桃!桑折町で行われていたのは皇室に献上する桃の選別です。品種は収穫の最盛期を迎えている県産桃の主力「あかつき」で、献上桃に選ばれるのは31年連続。22日朝、獲れた12万個から糖度12度以上の形が良く、傷がない桃180個が選ばれ、丁寧に箱へと詰められました。ことしの献上桃は連日の気温の高さと適度な雨によって、生育が順調に進み味、形ともに良好で、23日以降、皇室に届けられます。

■JAふくしま未来 数又清市代表理事組合長
「栽培者もこの献上が最大の誇りとして、本当に大きな励みになっているというのが実情です。存分にこの暑い夏を果汁たっぷりのあかつきをご賞味いただきたいと、こんな思いです」

一方、伊達市の直売所ではオリジナルブランドの桃「伊達の蜜姫」の出発式が行われました。地区で収穫された「あかつき」のうち、糖度13度以上の桃だけを厳選しています。

■伊達市 須田博行市長
「どうか全国の皆様に伊達の桃「伊達の蜜姫」を味わっていただき、この暑い夏を乗り切っていただければ幸いかなと思っています」

22日に出発した桃はお中元や贈答品として全国へ届けられます。