「地域密着型」スーパーの戦略とは? 複合商業施設「ゆめモール五日市」にスーパーがオープン 広島・佐伯区
広島市佐伯区でイズミが手掛ける複合商業施設「ゆめモール」に、新しくスーパーがオープンしました。テーマは「地域密着」です。
■宮脇靖知リポート
「開店前から長蛇の列。地元の皆さんの期待の高さがうかがえます」
広島市佐伯区に12日オープンした「ゆめマート五日市」。注目は広々とした食品売り場です。
「地域密着型」の店を目指し、野菜売り場には地元・五日市、村上農園の新鮮な野菜が並びます。また、鮮魚コーナーでは魚の下処理だけでなく、販売員が料理方法の相談にも乗るなど、利用者にとっての使いやすさも提供します。
Q地元にお店ができるのは?
■客
「助かる、うれしい。五日市が活性化されるような気がしていいと思う」
また、惣菜コーナーも充実させ、仕事や子育てで忙しい人たちにも出来立ての美味しさを届けます。
■ゆめマート五日市 佐々木靖朋 店長
「日常において地域で一番頼りにされるお店を目指しているので、新しい発見がある。お気に入りの商品が増えていく、こういった楽しさを提供し続けていきたい」
(スタジオ)
■宮脇靖知キャスター
「ゆめモール五日市」の周辺には、同じくイズミの商業施設で「LECT」や「ゆめタウン廿日市」があります。ゆめモールの違いは「小さい商圏」。5分圏内の約3万8000人を想定していることです。「地域密着」で、毎日使う人にとっても便利さを感じる仕組みを多く用意しています。
イズミとしては、こうした特徴の違いを出すことで大規模店舗を含めた地域での優位性を保つねらいがあります。
(2024年9月12日放送)