広島市の縮景園で冬恒例の松のコモ巻き
10月23日は二十四節気の「霜降の日」です。広島市の縮景園では、恒例の冬支度「松のコモ巻き」が行われました。
縮景園では、職人たちがおよそ360本の松に藁で編んで作った「コモ」を巻きつけていきました。コモ巻きは、松の害虫となるマツカレハの幼虫が越冬のため樹から下りて来る習性を利用して駆除する昔ながらの手法です。
海外からの観光客も興味深そうに写真に収めていました。
◼外国人観光客
「最初なにをしているのかわからなくて写真を撮った。(松のコモ巻きは)良いアイデ
ア」
「とても素敵な庭。今までで見たなかで一番美しい」
◼職人
「雰囲気を見てやっと冬支度になって冬になるなと気分だけでも感じてもらえたら」
コモは来年3月ごろ「啓蟄の日」に取り外し、虫とともに焼却するということです。
【2024年10月23日放送】
最終更新日:2024年10月23日 13:03