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こんなカープグッズが欲しかった! 障害のある人たちが心を込めて制作 そばに置いて一緒に応援だ!【アナたにプレゼン・テレビ派】

2023年10月20日 5:57
こんなカープグッズが欲しかった! 障害のある人たちが心を込めて制作 そばに置いて一緒に応援だ!【アナたにプレゼン・テレビ派】

広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。馬場のぶえアナウンサーのテーマは「子育て」や「福祉」。今回は、障害のある方が作ったカープグッズをご紹介します。

障害者の方が作ったカープグッズを紹介!

広島市の紙屋町地下街、シャレオにある「ふれ愛プラザ」です。アストラムライン本通駅の改札近くに、シャレオがオープンした時からあります。おいしい焼き菓子やハンドメイドの小物など、広島県内のおよそ60の障害者施設の商品を販売しています。

そんな中で目を引くのがカープグッズです。5つの事業所が手がけており、小銭入れなどの革製品や、鯉をかたどった木工品、土鈴などが並びます。これらはもちろんカープ球団の許可を得たもので、一つ一つ丁寧に手作りされています。


こちらは、広島市安佐北区口田南にある事業所「夢ハウス」です。障害や難病のある方に働く場所を提供し、自立した生活を送れるよう後押ししています。

こちらで木工部門を担当するのが、江橋均(えばしひとし)さん、75歳です。江橋さんは49歳の時にうつ病を発症し、50歳からこの事業所で働いています。元々、木を使った物作りが好きで、職業訓練校で技術を磨きました。

江橋さんの作るカープグッズの一つが「鯉のぼり」です。デザイン、木材のカット、磨き、色つけなど、全てを江橋さんが行っています。この鯉の部分にはかまぼこ板、土台は端材を使っています。鯉のぼり一つ一つが回り、落ちないように留め具として竹串の先を刺しています。土台をボールのデザインにして、よりカープらしさを追求しています。江橋さんは、「一つの木が、形になっていくのが楽しい」と、やりがいを感じているとのことです。

夢ハウス代表の片山めぐみさんも、「江橋さんの作品は、曲線の美しさなど、細部までこだわっているところが魅力。是非、カープの好きな方に飾ってほしい。」とおっしゃっていました。

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こんなカープグッズが欲しい!!
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