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人生100年時代 第2の人生を踏み出そう! シニアの再就職を徹底プレゼン【アナたにプレゼン・テレビ派】

2024年5月14日 9:00
人生100年時代 第2の人生を踏み出そう! シニアの再就職を徹底プレゼン【アナたにプレゼン・テレビ派】

広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。馬場のぶえアナウンサーのテーマは「子育て」や「福祉」。今回は、シニアの再就職ついてプレゼンします。

今、人生100年時代と言われており、働くシニア世代が増えています。総務省が65歳以上の就業者数をまとめたところ、2022年には912万人となり、19年連続で増加しています。今、全て就業者の7人に1人が65歳以上となります。これは、定年後も社会と関わりを持っていたいことや、厚生年金の支給開始が65歳に引き上げられたことも一因とみられてています。

シニアの再就職を応援する「広島市シニア応援センター」は、広島市内在住の60歳以上を対象にした職業紹介所で、広島駅南口の「BIG FRONTひろしま」の6階にあります。シニア世代の地域での活躍を応援する目的で8年前に開設されました。シニアに特化しているのが特徴です。また、広島県にも「ひろしましごと館」という、シニアの再就職の相談に乗る場所もあります。

センターでは、相談員がマンツーマンで相談に乗り、これまで頑張ってきたことや特技などをしっかり聞き取り、希望にあった仕事を探します。また、働いた経験がない人には、履歴書の書き方や面接の練習もおこなっているそうです。

シニアセンターでは、地域別または職種別に分けられた求人情報がまとめられています。また、センターの中にあるパソコンで自由に調べることができます。3月末時点の求人数は、267件1220人になります。

シニアの求人で多い職種は、清掃・ビルやマンションなどの管理・保安警備・飲食物の調理・受付などのサービスです。他にも、障がいのある児童の送り迎えや手作りおはぎの製造、珍しいところでは、水泳指導の補助もあります。これまで頑張ってきたことを生かしたいシニアが多い中、一方で「事務職を40年してきたので、今度は新しいことがしたい」と、新しいやりがいを求めるシニアもいるそうです。

広島市社会福祉協議会シニア応援センターのセンター長・河内豊さんは「再就職をした方は、皆さん表情が明るくて自信に満ちた印象を受けます。第2の人生に向け、お手伝いができたことが何よりの喜びです。」と話していました。

広島市シニア応援センターを通じて、実際に再就職をした片岡宗三郎(かたおか・むねさぶろう)さんは、広島市内のマンションで管理の仕事をしています。片岡さんは、4年前に30年勤めた警備会社を64歳で退職しました。しかし、今後も働くことで健康を維持したいという思いと、年金に少しプラスができればと考え、65歳から再就職しました。

片岡さんは、20年以上続けている卓球が趣味で、週に1回、地域の卓球クラブで汗を流しています。また、若い頃からボランティア活動を積極的におこない、カープなど広島市内で行われるスポーツイベントで場内の案内などをしています。こういった活動をこれからも続けながら仕事をするために、卓球クラブのある日と、ボランティアの多い土日の休みが希望だったそうです。また、職種へのこだわりもなく、センターに申し込んだ翌月には、面接や適正検査、健康チェックを経て、今の職場に決まったそうです。

片岡さんは、週3日午後の3時間に仕事をしています。年金を受給し、4人の子どもも独立していることから、お金を稼ぐというよりは、無理なく働きたいと思っているそうです。マンション管理の仕事内容は、共用部分の掃除やゴミ置き場の整理、また掲示板にお知らせを貼ったり、管理日誌の記入などもおこなっています。片岡さんは、住人との交流があることから「住人の方に声をかけてもらえるのが嬉しい」と話していました。マンションの管理人の仕事は、明るい挨拶ができ、物越が柔らかくて丁寧であること、また、1人でおこなう仕事なので、責任感が大事になります 。片岡さんも、休むと代わりがいないことから、急用があっても4日以上は空けないことにしていると話していました。

片岡さんの雇い主である穴吹ハウジングサービスの光原政典さんに、シニア世代の強みを聞くと、長く働いた経験から、報告・連絡・相談、いわゆる「報・連・相」に長けていて、責任感が強いこと、そして人生経験が豊富なことから、何事も冷静に受け止められるところだそうです。再就職を機に、新しい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
《2024年5月8日》

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