【ドクターヘリ】患者受け入れ訓練 広島・廿日市市に初のヘリポート設置の病院
広島県廿日市市で初めてヘリポートが設置された病院で救急の患者を受け入れる訓練が行われました。
訓練を行ったのは廿日市市で唯一、救命救急センターがあるJA広島総合病院です。相次ぐ災害や高齢化に伴い、地域医療の重要性が増す中、先月ヘリポートを設置しました。訓練には医師や看護師に加え、消防隊など約70人が参加しました。
広島市佐伯区湯来町の山間地から重体の患者を受け入れる想定で行われ、県が所有するドクターヘリなどを使い、患者を運ぶ経路や手順を確認しました。救急・集中治療科の筒井徹 部長は「病院に直接降りてくる患者なので早く運んだことを無駄にしないよう速く正確に対応したい」と話します。ヘリポートの本格的な運用は6月を目指すということです。
《2024年4月26日放送》