「とにかく平和が一番」日本被団協・箕牧智之代表委員 ノーベル平和賞受賞後初の被爆証言
ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の箕牧智之代表委員が、受賞後初めての被爆証言を行いました。
■箕牧智之さん
「みなさんのように若い小学校6年生、5年生、4年生、そういう人たちがみんな"熱いよ、熱いよ"と亡くなっていった」
日本被団協の箕牧智之さん。受賞後に被爆証言をするのは、これが初めてです。
東京から修学旅行で広島を訪れた小学生に向けて伝えたのは、3歳の時に被爆した体験。
そして、12月に出席した、ノーベル平和賞の授賞式の話です。
■箕牧智之さん
「ノーベル平和賞がどのくらいの価値がある賞か私も最初は分からなかった。オスロに行ったら国をあげて私たちを祝ってくれた」
受賞決定後、証言の依頼は3倍に増加。児童たちに訴えたのは、平和の大切さです。
■箕牧智之さん
「みなさんが働き盛りのころ日本は戦争を始めるか分からんよ。その時に反対してくださいよ。とにかく平和が一番だから」
箕牧さんは2月も小学生に向けて被爆証言を行う予定です。
【2025年1月21日放送】
最終更新日:2025年1月21日 20:43