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警報級の大雨は避けられたが・・・ 広島県内でも雨の影響

2024年6月28日 19:06
警報級の大雨は避けられたが・・・ 広島県内でも雨の影響

警報級の大雨にはならなかったものの、広島県内でも様々な影響が出ています。

28日未明、梅雨前線に伴う活発な雨雲が県内にかかり、一時強い雨が降りました。その後、雨雲の勢いは弱まりましたが、こんな影響が発生していました。

広島市の井口台小学校です。いつも通りの給食かと思いきや…。配膳を終えたあと児童たちが取り出したのは、むすびやパン。実はこれ、子供たちが持参したものです。今年度から広島市内の小・中学校などでは臨時休校が予想される場合、給食のご飯やパンといった主食の提供を中止にするかどうか各学校で判断することとなりました。休校になった時に主食が余る、いわゆるフードロスをなくす取り組みです。休校とならなかった場合は、各自で持参するという訳です。

■3年生
「もし休校になったらその分が捨てられるので【フードロス】になる。でも、その捨てられる分がないから良いと思います」

28日は市内の小学校43校と中学校15校の児童・生徒が主食を持参しました。

サイネージそして雨の影響は交通機関にも。JR在来線の一部区間では午前中は運転を見合わせ、午後から随時運転を再開しました。それでも芸備線の一部区間と、新幹線の下り線ではまだ遅れが発生しています。今夜いっぱいは大気の状態が不安定なため、急な雷雨や突風などに引き続き警戒が必要です。
《2024年6月28日放送》