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広島県にも再び寒気が流れ込む見込み 芸北地域では警報級の大雪に注意

2025年2月6日 19:56
広島県にも再び寒気が流れ込む見込み 芸北地域では警報級の大雪に注意

今シーズン一番の寒気の影響で、6日は広島市中区でも積雪を観測し、スリップ事故などが相次ぎました。7日は再び大雪となり、芸北では警報級となる見込みです。

5日夜から雪が降り始めた広島市中心部。一夜明け雪景色に。広島市中区では今シーズン初の積雪を観測。中区の最低気温は氷点下1.7℃。世羅町で氷点下9.1℃など、県内全ての観測地点で氷点下となりました。

■庭田杏珠記者 リポート
「午前7時半の元安橋です。橋の上はこのように凍っており、みなさん足元をみながら、ゆっくりと慎重に歩いています」

●女性
「以前、橋の上で転んで(背骨を)骨折して歩いて滑らないように気をつけている」

スリップ事故も相次ぎました。警察によると、6日朝にかけて路面の凍結などの影響による事故が少なくとも66件発生。ロードサービスのJAFには、5日から91件の救援要請があったということです。

住宅地では、水道管が破裂しないよう備えをした人もいました。

■男性
「これ(袋)をこうかけて、これ(タオル)をかけて。寒波がくるといったら外へ出ている水道は破裂しないように保護しないといけないという意識があった」

一方、6日朝の三次市君田町。20センチの雪が積もり住民の生活にも影響が出ています。

■住民
「外出は控えるようにしている。車でのなるべく買いだめしてやっている」

庄原市の道の駅では、雪がないときと比べ、客足が3分の1にとどまっているといいます。

■道の駅たかの 井上啓さん
「雪があるのとないのとではお客様も影響するかなと思うので、雪の影響は多少なり客足に響いていると思う」

気象台によると、県内では7日朝から大雪となり、特に芸北の山地では昼前から夜ごろにかけて警報級となる見込みです。7日夕方6時までの24時間に降る雪の量は、北部の山地で60センチ、南部の山地で40センチなどと予想されています。

(2025年2月6日放送)

最終更新日:2025年2月6日 19:56
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