×

船越智子議員が13票で当選 加村祐志議長が辞職したことを受け徳島市議会で急遽議長選挙【徳島】

2024年6月12日 19:03
船越智子議員が13票で当選 加村祐志議長が辞職したことを受け徳島市議会で急遽議長選挙【徳島】
6月11日に開会した徳島市議会6月定例会で、加村祐志議長が辞職したことを受け、急遽、議長選挙が行われました。

議員30人が無記名で投票し、有効票が29票・無効票が1票でした。

議長に選出されたのは、日本共産党徳島市議団船越智子議員で、13票で当選しました。

(日本共産党徳島市議団 船越智子議員)
「微力ながら、精神誠意努力してまいる所存でございます」

共産党の議長は市政史上で初めて。

しかも、おひざ元の共産党市議団は、全員が別の候補に投票していました。

徳島市議会の勢力図では、遠藤彰良市長の支持を表明しているのは、共産党市議団や自民党市民の会など11人です。

一方、中立もしくは市長不支持を表明しているのは、公明党市議団、朋友会、自民党市議団など19人です。

四国放送の取材によりますと、市長派の11人は共産党を含む全員が無所属の山本武生議員に投票しました。

他方、中立、もしくは反市長派は、黒田達哉議員に投票した公明党の5人を除く14人のうち13人が、共産党の船越智子議員に投票しました。

1人は無効票でした。

議長に選ばれた船越智子議員は、「意図せず議長に選任されましたが、選ばれたからには今の自分ができる限りを尽くして、前を向いて進んでいきたい」と、しています。

副市長人事は、遠藤市長の提案通り可決されましたが、遠藤市長には今後、厳しい議会運営が予想されます。

ニュース

ニュース

  • JRT NEWS NNN
  • 船越智子議員が13票で当選 加村祐志議長が辞職したことを受け徳島市議会で急遽議長選挙【徳島】