県南舞台の小説が直木賞 伊与原新さんの「藍を継ぐ海」【徳島】
県民にとってうれしいニュースからです。
徳島が舞台の2作品がノミネートされていた、第172回直木賞は昨夜、選考結果が発表され、徳島の海辺の町を舞台にした「藍を継ぐ海」が受賞の栄誉に輝きました。
徳島を舞台にした2つの作品がノミネートされ、W受賞も期待された今回の直木賞。
「では壇上にお願いします」
選考の結果、選ばれたのは、そのうちのひとつ、伊与原新さんの「藍を継ぐ海」でした。
5つの短編集からなっていて、表題作の「藍を継ぐ海」は、県南の海辺の町を舞台に、ウミガメの卵をふ化させ自力で育てようとする中学生の女の子の物語です。
作品の中には大浜海岸や日和佐うみがめ博物館カレッタも登場します。
( 伊与原新さん)
「ウミガメは(題材に)取り上げたことがなかったので興味があったのと」
「われわれ日本人が身近に見守ることができる動物ということで、書きがいがあるなと」
作者の伊与原新さんは大阪府出身の52歳で、祖父は旧宍喰町出身です。
(伊与原新さん)
「わたし、父方の祖父が徳島出身で、宍喰出身なんですけど、そういう意味でもとても身近に感じている土地ではあるので」
小説を書くにあたり、美波町などにも取材に訪れたということです。
( 伊与原新さん)
「今まで僕、割と文献だけで書いてしまうことも多かったんですけど、今回は実際に人と会ったり、人と話したりして、作品ができあがってきたと思いますので、本当に改めて感謝申し上げますと」
徳島を舞台にした小説の直木賞受賞は、1994年の「二つの山河」以来31年ぶりです。
徳島が舞台の2作品がノミネートされていた、第172回直木賞は昨夜、選考結果が発表され、徳島の海辺の町を舞台にした「藍を継ぐ海」が受賞の栄誉に輝きました。
徳島を舞台にした2つの作品がノミネートされ、W受賞も期待された今回の直木賞。
「では壇上にお願いします」
選考の結果、選ばれたのは、そのうちのひとつ、伊与原新さんの「藍を継ぐ海」でした。
5つの短編集からなっていて、表題作の「藍を継ぐ海」は、県南の海辺の町を舞台に、ウミガメの卵をふ化させ自力で育てようとする中学生の女の子の物語です。
作品の中には大浜海岸や日和佐うみがめ博物館カレッタも登場します。
( 伊与原新さん)
「ウミガメは(題材に)取り上げたことがなかったので興味があったのと」
「われわれ日本人が身近に見守ることができる動物ということで、書きがいがあるなと」
作者の伊与原新さんは大阪府出身の52歳で、祖父は旧宍喰町出身です。
(伊与原新さん)
「わたし、父方の祖父が徳島出身で、宍喰出身なんですけど、そういう意味でもとても身近に感じている土地ではあるので」
小説を書くにあたり、美波町などにも取材に訪れたということです。
( 伊与原新さん)
「今まで僕、割と文献だけで書いてしまうことも多かったんですけど、今回は実際に人と会ったり、人と話したりして、作品ができあがってきたと思いますので、本当に改めて感謝申し上げますと」
徳島を舞台にした小説の直木賞受賞は、1994年の「二つの山河」以来31年ぶりです。
最終更新日:2025年1月16日 21:06