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赤字ローカル路線や県が示したまちづくり構想など 徳島の今後に大きな影響力を持つJR四国新社長に聞く【徳島】

2024年8月21日 20:00
赤字ローカル路線や県が示したまちづくり構想など 徳島の今後に大きな影響力を持つJR四国新社長に聞く【徳島】
赤字ローカル路線の今後、そして徳島県が示したまちづくり構想の実現など、徳島の今後に大きな影響力を持つJR四国

そのトップが2024年6月に、4年ぶりに交代しました。

これらの課題に新社長はどう取り組むのか、話を聞きました。

(JR四国 四之宮和幸社長)
「大変身の引き締まる思いです。安全の確保が事業運営の根幹ですが、大きな事故が発生しないようにと、日々、痛感しているところです」

JR四国の四之宮和幸新社長は、愛媛県西条市出身の59歳。

京都大学大学院を卒業後、1989年に入社し、総合企画本部長などを経て2024年6月に社長に就任、民営化後に入社した社員では初の社長となりました。

就任後の7月4日には徳島県庁を訪問、後藤田正純徳島県知事とまちづくりについて話し合いました。

県が示したJR徳島駅を中心としたまちづくり構想では、旧文化センター跡地に車両基地を移転することや、JR徳島駅北口の設置、鉄道高架事業など、JR四国と協議すべき課題があります。

そして、四国全体のまちづくりに関わる事案として挙げられるのが四国新幹線の整備です。

2023年には四県の知事が国土交通省に要望をしたほか、2024年6月に開かれた四国知事会では四国新幹線の早期の実現に向けて署名活動を始めることが宣言されました。

一方で、JR四国の最大の課題が赤字ローカル路線の立て直しです。

現在、JR瀬戸大橋線を除くすべての路線で赤字となっていますが、社長就任後の初となる定例会見では「存続」か「廃止」かの議論をするのではなく、改善に向けた方策を探っていく考えを示しました。

本業の鉄道事業が厳しい中でJR四国の2023年度決算は4期ぶりの黒字、今後の収益拡大に向けた方策についてはどう考えているのでしょう、そして、公共交通機関としてあるべき姿とは?

(詳しくは動画で)
最終更新日:2024年8月21日 20:36

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