コロナでロケ1週間前に中止も 山鹿市を舞台にした映画「骨なし灯籠」の試写会
山鹿市を舞台にした映画「骨なし灯籠」の試写会が6日、熊本市で開かれました。
映画「骨なし灯籠」は、テレビドラマの脚本家で2021年9月から夫の故郷の山鹿市で生活する木庭撫子さんの初監督作品です。妻を亡くして孤独感にさいなまれる男性が、山鹿での出会いを通して再生する物語で、おととし(2022年)夏に、すべて山鹿市で撮影されました。また地元から約100人がエキストラで参加しました。
映画の上映後、木庭撫子監督と俳優のまひろ玲希さんが舞台挨拶し、コロナ禍での撮影の苦労を振り返りました。
■木庭撫子監督
「灯籠まつりがコロナ禍で、撮影の1週間前に『今年も中止にします』と連絡があり、そこから3日で『雨で中止になった』と書き直したり、たくさんいろんなことが起きました。心のとても奥深いところでこの映画が響いてくれると、私はうれしいと思っています」
■まひろ玲希さん
「多くの方に見ていただくために、皆さんの力をお借りして宣伝していただけたらと思います」
映画「骨なし灯籠」はm熊本市のDenkikanで3月22日から先行上映されます。また、この映画を全国や世界で上映するためのクラウドファンディングも実施中です。