「台湾でも非常に人気」輸出量が急増 熊本のブランド和牛施設を台湾のシェフらが視察
アジアを中心に輸出されているブランド和牛「黒樺牛」を手がける宇城市の杉本本店に9日、台湾の食品関係者が視察に訪れました。
視察に訪れたのは台湾の食肉商社やレストランのシェフなど12人です。一行は7日から熊本県を訪れ、人吉市の牧場などを視察しました。9日は宇城市の食肉処理施設を訪れ、食肉処理施設、加工、販売など一貫した生産販売の仕組みを視察しました。
杉本本店によりますと、2年前から黒樺牛の台湾への輸出が始まり、昨年度の輸出量は23トンでしたが、今年度は4月から9月までの半年で40トンと急増しているということです。台湾のレストラン関係者は、「黒樺牛は肉に甘みがあり、脂身もあっさりしているので台湾でも非常に人気が高い」と話していました。
杉本本店は、今回の視察をきっかけにさらに台湾との関係を深め、輸出量を増やしたいとしています。
最終更新日:2024年10月10日 12:07