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知ってますか?「びちクッキング」 簡単!美味しい!備蓄食材でクッキング「しほママの目からウロコの防災術」

2023年10月27日 6:51
知ってますか?「びちクッキング」 簡単!美味しい!備蓄食材でクッキング「しほママの目からウロコの防災術」

防災士の柳原志保さんと楽しく防災を学ぶ「しほママの目からウロコの防災術」です。

最近は残暑もやわらぎ過ごしやすい季節になりましたね。秋といえば、「食欲の秋」ということで、きょうのテーマはこちら!

災害に備え備蓄している食料品を美味しくいただく「びちクッキング」です。「びちクッキング」とは、「備蓄」と「クッキング」を合わせた造語です。今回、災害時の食に詳しい方にいろいろと教えてもらいました。

■柳原志保さん
「今回は、熊本県栄養士会災害支援チームのお二人に来ていただきました。よろしくお願いします」

管理栄養士の資格を持つ田中裕子さんと田中祐喜さん。

2人は災害で被災した人に対して栄養面や食生活の支援を行う災害支援チームのメンバーで、熊本地震や熊本豪雨の時も食事面からサポートした経験があります。

2人もおススメの「びちクッキング」。材料となるのは、もしもの時のために家庭で備えている食料品です。

私も普段から少し多めに買い置きすることで、常に一定の量を備えておく「ローリングストック」を実践しています。

今回は管理栄養士の視点で食材を選ぶ場合、心がけていることについて田中さんに聞きました。

■田中裕子さん
「体を動かす時のエネルギー源になるパンとか、ご飯・麺とかで保存ができるものをまずは準備することをおすすめします。 それから、体を作るもととなるたんぱく質。筋肉の材料になるので、不足すると体力が落ちてしまうのでおすすめ」

さらに、食物繊維やビタミンがとれる野菜ジュースなども備えておくと安心です。

■柳原志保さん
「私が被災した東日本大震災の時の避難所では、パンなどが続いて便秘になってしまったが、熊本地震の時の避難所はどうでしたか?」

■田中裕子さん
「避難所をまわると、お肉とか魚とか野菜が食べたいという声はたくさん聞いていました。普段からそれぞれの家庭で、肉の缶詰や魚の缶詰、野菜がとれるような備蓄品を備えておいてもらえれば」

ただ、備蓄している食料品も賞味期限があります。もちろんそのまま食べても美味しのですが、今回はこちらの食材で作れる簡単「びちクッキング」を教えてもらいます!

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