｢小石を持ち帰ると子宝に恵まれる｣子授かりや安全の神様 子安河原観音で例大祭

子授かりや安産の神様として知られる阿蘇市の子安河原観音で8日、例大祭が行われました。

日本の奇岩百景にも選ばれ、子授かりや安産の神様として知られる阿蘇市乙姫の子安河原観音では、乙姫川の河原にある仰向けの女性の姿をした縦2メートル、幅70センチの自然石を御神体としてまつっています。

また、御神体近くの小石を持ち帰ると子宝に恵まれるという言い伝えがあります。参拝者たちは、無事に出産を終えると、観音像の前に拾った石を返して、お礼参りをするそうです。子安河原観音には、全国から年間約6万人が訪れるということです。

■乙姫神社･乙姫子安河原観音氏子会石田哲也総代長
「子どもが欲しい方が、いろいろな良い手段がないかということで、この子安河原にお参りにきていただいるのかなと思います」