【全国初】水俣高校に半導体を専門的に学ぶ学科を設置 半導体関連企業の出前授業も
熊本県立水俣高校に、来年度、半導体を専門的に学ぶ学科が設置されることが決まりました。
水俣高校は、2012年度の再編整備による開校以降、定員割れが続き、入学者の確保が課題となっています。7日に開かれた熊本県教育委員会で、水俣高校にある電気建築システム科を来年度、半導体関連学科と建築関連学科の2つの科に再編することが決まりました。
半導体関連学科をめぐっては、水俣高校は去年11月、半導体関連企業のアスカインデックスと水俣市との三者で人材育成の連携協定を締結し、半導体を学ぶ学科、コースの設置を目指していました。
水俣高校は、2012年度の再編整備による開校以降、定員割れが続き、入学者の確保が課題となっています。7日に開かれた熊本県教育委員会で、水俣高校にある電気建築システム科を来年度、半導体関連学科と建築関連学科の2つの科に再編することが決まりました。
半導体関連学科をめぐっては、水俣高校は去年11月、半導体関連企業のアスカインデックスと水俣市との三者で人材育成の連携協定を締結し、半導体を学ぶ学科、コースの設置を目指していました。
半導体関連学科では、これまでの電気建築システム科で学ぶ電気・電子や情報通信の知識に加え、半導体の基礎知識や技術を学びます。また、アスカインデックスの職員による出前授業も行われます。年間を通して半導体を専門的に学ぶ学科の設置は、全国の高校で初めてだということです。
2つの学科の定員はそれぞれ20人になる見込みで、具体的なカリキュラムなどは7月の県教委の会議で決まる予定です。