【南海トラフ】「巨大地震注意」呼びかけ終了 改めて防災への備えは
8月8日に宮崎県の日向灘を震源に発生した地震。気象庁などは南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」を発表し、すぐに避難できる態勢をとるよう呼びかけていました。
政府は、巨大地震注意に伴う注意の呼びかけを午後5時に終了しました。理由について今回の地震の発生後、大規模地震の可能性が高まるような特段の変化は見られなかったためとしています。一方、南海トラフ地震は30年以内に70%~80%の確率で起きると考えられていて、日ごろからの備えが必要です。
県内でも改めて地震への備えを見直そうという動きが広がっています。熊本市内のホームセンター。8月8日に発生した地震以降、防災グッズを求めて多くの人が訪れたといいます。
■副店長
「約200くらい用意していたが一気に2~3日でなくなりました」
完売していたのは、家具を固定する器具や簡易トイレ。さらに。
■畑中香保里アナ
「非常食と水のコーナーです。約50種類の商品が十分に並んでいたそうなのですが、地震から1日で完売したということです」
防災リュックも完売。急いで再入荷しました。15日も防災グッズを買い求める人が。
■買い物客
「地震の被害もあっているし見直しして準備しようと思って来ました」
家具を固定する粘着マットを見ている人も。
■買い物客
「テレビ買い替えたんですけどそのあと地震あったので」
地震から1週間。街の人から聞こえてきたのは8年前の熊本地震の教訓でした。
■街の人
「枕元に防災グッズおいていつでも逃げられるように備えはしています。熊本地震からずっとです」
食事面でも。
■街の人
「炊き出しでもおにぎりやパンはあるがおかずとか野菜がない。缶詰で野菜とタンパク質が摂れるようにしている」
【スタジオ】
この機会に地震への備えを見直しましょう。
■備蓄食品の期限を確認
■携帯電話を充電
■風呂の水をためる
■ガソリンを満タンに
■家具を固定
■重い物は下の方に収納
備えを続けてほしいと思います。