望まない妊娠や育児に不安を抱える女性らへの支援事業について報告会
熊本市の福田病院は9日、産前・産後の母子支援の報告会を開きました。
福田病院では、望まない妊娠や育児に不安を抱える女性らをサポートする「産前・産後母子支援事業」を県から受託しています。
報告によりますと、去年4月から先月までに支援した224人のうち、子どもの養育について、出産前から支援が必要とされる特定妊婦等は79人でした。
また支援の主な理由として「他の機関からの連絡」や「経済的な課題」、「未婚ひとり親」などがありました。
病院では特定妊婦の情報を市町村に提供するなど関係機関との連携を計りながら切れ目のない包括的な支援を目指すとしています。