【人気店がずらり】台湾から揚げ「大鶏排」など本格的な夜市グルメに行列 九州初上陸の台湾祭
食を通して台湾を体感できるイベントが熊本市で開催され、台湾グルメを求める多くの人でにぎわいました。
9月29日の夕方から10月1日までの、熊本市中央区の花畑広場で開催された「KUMAMOTO 台湾祭」。
■来場者
「台湾はおいしいものがいっぱいありそうで、行って食べてみたいんですけど、なかなか行けないので、こういうイベントがあってうれしいです」
大手半導体メーカー「TSMC」の進出や、熊本空港と台湾との定期便が就航したことなどをきっかけに、台湾の食文化を知ってもらおうと企画されました。九州での開催は初めてで、台湾のから揚げ「大鶏排」など、会場には約40種類の人気店がずらり。
■来場者(大鶏排を食べる2人)
「大きいです」「おいしいです」「食感がサクサクしています」
期間中の3日間、至る所で行列ができるなど、会場は本格的な「夜市グルメ」を求める多くの人で賑わいました。
こちらの男の子も本場の味に…。
Qいかがですか?
■男の子
「スパイが効いていておいしいです」
2日目の夜は、アジアの祭りで使われるランタンも…。
♪「3、2、1、どうぞ~」
秋の夜空を温かな光が彩りました。
そして、1日からはある取り組みも。
■村松正哉記者
「花畑広場と辛島公園の間にある市道。10月1日から歩行者空間とする社会実験が始まりました」
約80メートルの道路を車両通行止めにして、歩行者専用の空間にする社会実験。
早速、普段は車が通る道で台湾祭を楽しむ人の姿がみられました。
■来場者
「台湾ビールを飲みに来ました。意外と飲みやすくて口に合う。この青空の下で飲むビールが一番おいしいです」
子どもを遊ばせていた保護者からも『歩行者天国』に歓迎の声が。
■保護者
「車の通行量がもともと多い所ですが、歩行者天国になると子どもを安心して遊ばせる所ができるのでありがたい」
にぎわい創出や周辺の渋滞緩和が目的という3回目の社会実験。来年3月末までの半年間、行われます。