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世界文化遺産登録に向けて熊本・阿蘇で草原保全の会議 太陽光パネルに危機感

2024年10月5日 17:46
世界文化遺産登録に向けて熊本・阿蘇で草原保全の会議 太陽光パネルに危機感
阿蘇の草原の保全・再生を支援する組織が1日、熊本県・阿蘇市で会議を開き、世界文化遺産登録に向けて官民一体となって取り組むことを宣言しました。

阿蘇草原再生千年委員会には、国の機関や県、経済界、報道機関などの代表者らが出席。

環境省が、草原を守るために国立公園の区域拡張に向けて協議していることや太陽光発電施設に建設中止などを命じる基準について報告しました。

資源エネルギー庁によりますと、阿蘇地域7市町村と、隣接する山都町・大津町では、2013年以降、大規模太陽光発電施設が39件建設されたということです。

その後の阿蘇世界文化遺産登録推進九州会議では、農畜産業の担い手不足などによる草原の減少を食い止めようなどとする共同宣言が出されました。

最終更新日:2024年10月5日 17:46