損害賠償など8500万円支払う補正予算を専決処分 警察官自殺訴訟の熊本地裁判決確定
熊本県警の警察官が自殺したのは長時間労働が原因だったとして、熊本地裁が熊本県に賠償金の支払いを命じた判決が確定したのを受けて、木村敬知事は損害賠償など8500万円を支払う補正予算を専決処分しました。
この裁判は7年前、玉名警察署の刑事課に勤務していた当時24歳の男性警察官が自殺し、遺族が熊本県に賠償を求めていたものです。熊本地裁は12月4日、自殺の原因は長時間労働によるものだったなどとして、7800万円あまりの賠償を認めました。
熊本県は控訴をせず、判決が確定したため、遺族に支払う延滞金を含めた8500万円を12月補正予算に計上し、木村知事が23日に専決処分しました。
熊本県は控訴をせず、判決が確定したため、遺族に支払う延滞金を含めた8500万円を12月補正予算に計上し、木村知事が23日に専決処分しました。
最終更新日:2024年12月23日 19:05