【大きな勝利】ラグビーＷ杯サモア戦 早朝の大一番に熊本からもファンたちが大きな声援
熱戦が続くラグビーワールドカップ。日本時間の29日、日本はサモアと対戦し、接戦の末勝利しました。熊本からも大きな声援が送られました。
ここから2連勝すれば自力で決勝トーナメント進出が決まる日本。日本時間の29日早朝、サモアと対戦しました。
しかし、先発予定だった荒尾高校(現在の岱志高校)出身の流は、コンディション不良で急きょメンバーを外れることに。
まだ日が昇る前の熊本市。明かりがついている居酒屋の中を進むと…。
■宮澤圭太アナウンサー
「注目のサモア戦、朝早い時間帯なんですが、こちらには多くのラグビーファンが集まっています！」
店内にはお客さんの姿。大一番を前に、早めの朝食を取る人も。
1次リーグ突破へ重要な一戦、先手を取ったのは日本でした。
前半13分。素早いパス回しで左へ展開すると、レメキが倒されながらも突破！最後はラブスカフニがトライ！
熊本で応援しているファンからも大きな拍手が。
この後、松田もきっちりとキックを決め、日本が先制します。
さらに32分には、リーチマイケルがトライ！追加点をあげ、日本リードで前半を折り返します。
その頃、熊本市の居酒屋では、早朝の試合にも関わらず、試合が進むにつれお客さんが増えていました。
後半9分には、選手が立ったままボールを奪い合うモールで日本が押し込むと、最後はキャプテン姫野がトライ！リードを広げます。
この後、サモアも粘りを見せますが、28対22で日本の勝利。2大会連続の決勝トーナメント進出へ、大きな勝利となりました。
■松田力也選手
「流大さんが代わるのはすごく大きいですけど、誰が出ても遜色ないプレーができると思っていましたし、みんな一緒に信じてやるだけだと思っていました」
■キャプテン 姫野和樹選手
「ファンの声援というのは僕たちの背中を押してくれますし、ファンの存在があってこそ、きつい時間帯を頑張れたと思います」
熊本のファンも勝利の余韻に浸りました。
■お客さん
「勝ちましたね～。早起きして良かったです」
■ラグビー経験者
「日本代表だと稲垣選手が大学の後輩で一緒に試合も出ていて、サモアの11番･ベン・ラム選手はニュージーランドで留学している時に同じチームでやっていたので、うれしかったですね」
■博多屋台ひげ八 川上清太店長
「私が元々ラグビーをしていて大好きなので、皆さんにつき合っていただいて、楽しい時間を一緒に過ごさせて頂きました」
Qアルゼンチン戦もお店は開けますか？
「もちろんですよ！午後8時ですから。盛り上がって行きます。頑張れ日本！」
日本の次の試合はアルゼンチン戦。勝てば決勝トーナメント進出が決まる運命の一戦は、 日本時間の10月8日午後8時キックオフです。
