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「2倍になる」うその投資話で12人から1億5700万円だまし取った罪に問われた男に実刑判決

2024年10月11日 19:01
「2倍になる」うその投資話で12人から1億5700万円だまし取った罪に問われた男に実刑判決

被害額は約1億5700万円。うその投資話を持ちかけ、12人から現金をだまし取ったとして詐欺の罪に問われた男に対し、熊本地裁は11日、懲役6年6か月の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、福岡市の無職・柴田滋被告(61)です。判決によりますと、柴田被告は2019年から2021年にかけて、「現金を預ければ2倍になって返ってくる」と、うその投資話を持ちかけるなどして、12人から合わせて約1億5700万円をだまし取った詐欺の罪に問われていました。

11日の判決で熊本地裁の鈴木和彦裁判官は、「12人から1億5000万円以上をだまし取った被害結果は極めて甚大。被害者らを巧みに、かつ繰り返しだまし、悪質性も際立っている」と指摘し、懲役8年の求刑に対し懲役6年6か月の有罪判決を言い渡しました。