天草で海水が護岸を越え道路の側溝からあふれる 沿岸部では21日まで浸水に注意を
港にあふれた海水(天草市)
海水温が上がり年間で一番潮位が高い時期と大潮が重なった影響で、天草地方では浸水被害が発生しています。沿岸部では21日まで低い土地の浸水に注意が必要です。
天草市の牛深港では、19日午前7時過ぎから海水が護岸を越え始めました。午前8時半には深いところでは20センチほど浸水し、船が護岸に乗り上げないよう碇を下ろし、対策をする人の姿が見られました。また、近くの道路では側溝からも海水があふれていました。
海水が温度の上昇で膨張し年間で一番潮位が高い時期と大潮の時期が重なり、沿岸部には高潮注意報が出されています。熊本地方気象台は、沿岸部への高潮注意報を21日まで発表し、満潮時刻を中心に低い土地の浸水に注意を呼びかけています。
最終更新日:2024年9月19日 12:25