負債総額約2億3800万円 熊本市の事務用機械器具卸会社が自己破産申請の準備
熊本市にある事務用機械器具の卸会社が、事業を停止し自己破産申請の準備に入ったことがわかりました。負債額は2億4000万円近くにのぼります。
自己破産申請の準備に入ったのは、熊本市中央区大江の事務用機械器具卸会社「キンキ」です。民間の信用調査会社・帝国データバンク熊本支店によりますと、キンキは大学の教材や研究に使う機器などを販売し、1992年には、売上高約13億6800万円を計上しました。
しかし、近年は他社との競合が激しくなり、仕入れ価格の上昇分を価格転嫁できなかったことなどから、9月13日に事業を停止しました。今年3月期時点の負債額は約2億3800万円で、帝国データバンクによりますと今年に入ってからの熊本県内の負債額としては6番目に高いということです。
最終更新日:2024年9月18日 18:55