熊本県内1月の有効求人倍率1.21倍「引き続き堅調に推移」
熊本労働局は4日、県内の有効求人倍率について「引き続き堅調に推移している」と発表しました。
4日、熊本労働局によりますと県内の1月の有効求人倍率は1.21倍で、前の月よりも0.03ポイント上昇しました。
産業別の新規求人では、特に半導体関連の製造業が、前の年の同じ月に比べて22.9%増加しました。
また食料品製造業はテイクアウトなどの中食が好調で、前の年の同じ月に比べて32.3%増加しました。
また、宿泊業や飲食サービス業など観光に関連した業種もインバウンドを含めた観光客の増加により求人を出す事業者が多く堅調に推移しているということです。
労働局の金成真一局長は、「有効求人数が有効求職者数を上回る状況が続いているが物価上昇なども続いているため雇用に与える影響に注意したい」と話しました。
最終更新日:2025年3月12日 12:04