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熊本市の宿泊税「1人1泊200円」を提案 修学旅行生や長期滞在者も免除せず

2024年9月18日 18:52
熊本市の宿泊税「1人1泊200円」を提案 修学旅行生や長期滞在者も免除せず
熊本市は18日、導入を予定しているホテルなどの宿泊者に課される宿泊税について、1泊1人あたり200円とすることを市議会の委員会に提案しました。

宿泊税は、観光振興の財源確保のため、全国9つの自治体が導入していて、熊本市では再来年の導入を予定しています。熊本市は18日の市議会総務委員会で、民泊を含む市内の宿泊施設に泊まった人を対象に、1泊1人あたり200円課税することを提案しました。

■熊本市税制課 倉橋徹也課長
「観光策の推進に必要となる財政需要の規模や宿泊事業者のアンケート結果、宿泊者の負担感を総合的に勘案致しました」

熊本市は、事務負担を軽減するため、修学旅行生や長期滞在者についても課税の免除はせず、一律で導入するとしています。今後、来年2月に条例案を提出し、総務大臣との協議や旅行者への周知を経て、再来年からの導入を目指します。

最終更新日:2024年9月18日 18:52