高校サッカー新人戦で大津が優勝 山城監督の復帰は「部の改革・改善が進んだ」
高校サッカーの新人戦は28日、決勝が行われ、大津が2年ぶりの優勝を果たしました。
決勝は、20回目の頂点を目指す大津と、前回優勝の熊本商業を破って初の決勝に進んだ城北が対戦しました。大津は序盤から試合を優位に進め、前半19分、兼松将の強烈なシュートで先制します。大津は前半だけで5得点。試合の主導権を握ります。
サイドが変わった後半、城北はパスをつないで反撃を試みますが、大津の堅い守りに阻まれます。大津は後半にも4点を加え、9対0で城北に勝利。2年ぶり20回目の新人戦優勝を果たしました。
■大津 五嶋夏生キャプテン
「去年1年間、3年生と全国制覇を 掲げて頑張ってきたんですけど、その夢がかなわなかったので、今年こそは全国制覇できるよう目標にしてやっています」
大津と城北は、2月17日から鹿児島県で開かれる九州大会に出場します。
また、サッカー部内でのいじめ問題の責任を取って、去年10月に退いていた山城朋大監督が1月9日、復帰しました。
現在、第三者委員会が事実関係などを調査している中での復帰について、西野俊一郎副校長KKTの取材に対し、「サッカー部の改革、改善が進んだ。 選手権でひと区切りついたことで、 指導者としての復帰を判断した」と話しました。
被害生徒に説明したかどうかについては、「第三者委員会が行われているのでコメントを控える」としています。