整備の方向性は…調査報告書公表 高岡テクノドーム別館
整備内容を再検討している高岡テクノドーム別館について、県が3日調査報告書を公表しました。
報告書は、当初計画よりも床面積をおよそ10パーセント削減する整備案が「利用面で最も優れている」と結論付けています。
新たに作る高岡テクノドーム別館について、県は整備計画の見直しを進めています。
3日公表された検討業務報告書では、当初の計画に加えて2つの案を比較した結果が示されました。
このうち、当初の計画よりも「床面積をおよそ10パーセント削減する案」がより多様な用途に利用でき、最も優れているとしました。
また、可動式の客席については視認性は確保できるため「必須ではない」としています。
整備に係る工事費はおよそ42億円とみています。
県は今後、県西部の自治体や県議会から意見を集め、整備の方向性やスケジュールを検討します。