富山1区は激戦 衆院選序盤情勢調査
今月27日投票の衆議院選挙についてKNBと読売新聞社は合同で、富山県内の選挙区の情勢調査を行いました。富山1区は自民党の前職と立憲民主党の新人が激しく競り合っています。2区と3区はいずれも自民党の前職が優位に立っている状況です。
情勢調査はおとといときのうの2日間、電話とインターネットで行いました。電話調査は無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使い、調査員による調査と自動音声による調査を組み合わせて実施しました。
調査では、県内各選挙区の有権者に誰に投票したいと思うかを尋ねました。
その結果、5人が立候補している富山1区では、自民党 前職の田畑裕明候補と立憲民主党 新人の山登志浩候補が激しく競り合い、無所属 前職の吉田豊史候補が追いかける展開です。日本維新の会 新人の浅岡弘彦候補と共産党 新人の青山了介候補は苦戦を強いられています。
3人が立候補している富山2区は、自民党 前職の上田英俊候補が優位に立っています。立憲民主党 新人の越川康晴候補は支持拡大を図っています。共産党 新人の泉野和之候補は苦戦を強いられています。
3人が立候補している富山3区は、自民党 前職の橘慶一郎候補が盤石の体制です。国民民主党 新人の大久保光太候補は支持拡大を図っています。共産党 新人の坂本洋史候補は苦戦を強いられています。
ただ3選挙区ともに、まだ投票先を決めていない有権者が2割から3割程度いるので、情勢は今後、変化する可能性があります。