「復興道半ばが心残り」も新市長に期待 病気で退任の林氷見市長
病気の治療に専念するため、あす退任する氷見市の林正之市長が、きょう最後の定例記者会見に臨みました。
能登半島地震からの復興が道半ばなのが心残りとした一方で、後任となる菊地正寛新市長に期待を寄せました。
林市長「震災対応、道半ばということで、そのへんが心残りでございます」
林市長は、今年7月にすい臓がんが見つかり、治療に専念するため、来年4月の任期満了を前にあすで退任します。
最後の定例会見では、7年7か月の市政運営を振り返ったうえで、市長退任後も、自らが専門としている土木・防災などの面から市政に協力する考えを示しました。
林市長「新市長のもと、食の宝庫、美しい景観、そして全国に名だたる寒ブリなど、氷見の良さを生かして、市、議会、市民の皆さん、オール氷見で、活気と元気のある市をぜひつくっていただきたい」
林市長は、これまでの市政運営に対する市民の協力に感謝すると述べて、会見場をあとにしました。