田畑議員の説明をどう聞いた 自民党や後援者の反応は
■自民党富山県連 宮本光明幹事長は
自民党県連 宮本幹事長「二百数十名もの、例えば了解のない、また架空の党員が、田畑さんという国会議員の事務所であったということについては、これは大変重い課題だというふうに私ども県連として受け止めております」
県連として処分を考えているかどうかについては。
宮本幹事長「一義的に国会議員を処分できるのは、自民党の党紀委員会だけです。党本部に対して上申なり、打ち合わせなりをしていくということはあり得ることだとは思っています」
■自民党富山市連 中川忠昭支部長は
富山市連の支部長、中川忠昭県議会議員は「田畑議員を支える側も支えきれなくなる」と懸念の声を漏らします。
富山市連 中川支部長「率直に言って、前からおっしゃっていることの延長上であったので、説明が完全かというと、不十分だったということが否めないなと感じています。我々も(衆院選で)推薦した方でありますから、申し訳ないということに尽きると思う。自民党全体に迷惑をかけていることは間違いないので、そのあたり、どういうふうなことをやっていくか」
■田畑議員の企業後援会「響裕会」の高田順一会長は
田畑議員を支援する企業でつくる後援会「響裕会」の高田順一会長は「納得感はあった」としました。
田畑議員本人とは会見前にショートメールでやりとりをし「真摯に対応します」とメッセージがあったといいます。
響裕会 高田順一会長「私どもの間では、限られた時間内で調べられたことを、うそなしに話してくれたものだというふうに思っています。ただ、一般の有権者の皆さんから見れば、まだまだすべてが語られたわけじゃないというふうに受け止められているのかという印象を持ちました」
■富山市の藤井市長は
富山市の藤井市長は、きょうの定例記者会見で、田畑議員の説明について次のように述べました。
藤井市長「(有権者は)なかなか納得はされていないんじゃないかなという率直な感想を持っている。客観的な事実を示していただいて、納得・共感が得られるような説明をしていただければいいんじゃないかと、私自身は思っている」