富山県内各地で液状化被害 土砂撤去に汗
地震発生後、県内各地で液状化とみられる現象が起きました。
液状化とみられる現象であふれた土砂を土のう袋に入れて片づける住民たち。
富山駅からおよそ5キロメートル北にある富山市の住宅街です。
こちらは地震が発生した1月1日夜の様子です。
住宅前の道路に泥があふれている様子がわかります。
住民によりますと15センチから20センチほどたまっていたということです。
町内会長
「このお宅はですね、これぐらい大量に土砂が入っちゃって」
住宅街の道路脇にはたくさんの土のう袋が。
住民らが道路などにあふれた土砂を入れては集めていきます。
これまでにあわせて800袋ほどになったということです。
また町内では、家が傾いたり塀が壊れたりする被害が相次ぎました。
住民
「家の中入ると気持ち悪いんですね。平衡感覚がおかしくなって。もう住んでられないなっていうことで」
記者
「この辺も泥がたまってますが」
住民
「これも上がったものですね。地割れもしてますし、割れたところから(土砂が)上がった。(地震が)富山に来るとは思ってなかったですね。ましてや、ここの液状化は予測してなかったですね」