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能登半島地震の発生から5日目 ボランティアが砂撤去

2024年1月5日 11:59
能登半島地震の発生から5日目 ボランティアが砂撤去
能登半島地震の発生から5日目です。液状化の被害が大きい高岡市伏木地区では、災害ボランティアも参加してたまった砂の撤去作業を行っています。

高岡市伏木錦町では、液状化で噴き出した砂が道路の側溝に堆積していて、撤去作業が行われています。

4日から受け入れが始まった災害ボランティアも多数加わり、湿って重い砂をスコップなどで取り除き土のう袋に入れていました。

高岡に帰省中のボランティアの男性
「(卒業した)高校が伏木で同級生などもたくさんこの辺りに住んでいる。何か力になれれば」

高岡市社会福祉協議会によりますと、県内外から登録した災害ボランティアのうち、5日は50人が活動しています。6日からの3連休は、150人以上が活動する予定です。一方で、ボランティアの応募が集中したため、高岡市は、被災現場で必要な人数との調整などのため、新規の受け入れをいったん中断しています。

また、県西部で続いていた断水は、高岡市では伏木地区や太田地区で水が出るようになり市内全域で復旧しました。氷見市でも、5日朝の段階で十二町地区や仏生寺地区の一部で復旧しています。市は、水道が復旧した地区でも節水を呼びかけています。

一方、断水や家屋の倒壊など甚大な被害が出ている氷見市は、朝の最低気温が氷点下1.4度と冷え込みました。

この寒さの中、氷見漁港では、1日遅れで初競りが行われました。入ることができない場所や使えない機材も多いなど、地震の大きな影響を受ける中での競りでしたが、氷見寒ブリなどが水揚げされ、競り人の威勢のよい声が響き渡っていました。
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