専門家 能登半島地震の余震活動「当面の間注意」
3日朝の地震について専門家は、元日の能登半島地震との関連を指摘します。
富山大学 竹内章名誉教授
「今朝の地震については、元旦の地震を本震とする余震活動の1つであると」
地震のメカニズムに詳しい、竹内章富山大学名誉教授です。
3日朝の地震は、元日の能登半島地震をはじめとするこの一帯での一連の地震活動の1つとみられるとしました。一方、気になる点もあると話します。
富山大学 竹内章名誉教授
「それは、こちらの断層の活動と考えてもおかしくない。これがこちらの活動の引き金になりうる、ということですね」
今回の地震が、能登半島地震を引き起こした断層とは別の断層の活動を引き起こす、きっかけになるかもしれず注意が必要だとしました。
今回地震があった地域は、これまで3年以上地震活動が続いていて、竹内さんは当面の間、注意が必要だと指摘します。
富山大学 竹内章名誉教授
「当面の活動が続いている中で、割れ残りのところが規模の大きい地震を起こす可能性ということも考えておく必要があると思います」