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【クマ】目撃相次ぎ…1頭駆除 親離れしたばかりの個体か 富山県朝日町

2024年11月25日 20:11
【クマ】目撃相次ぎ…1頭駆除 親離れしたばかりの個体か 富山県朝日町
クマの目撃が相次いでいた朝日町の住宅地で、きょう午前、クマ1頭が駆除されました。地区に規制線を張っての駆除でした。

やぶの中のカキの木に登っているクマの姿。

朝日町横尾では今月19日から、住宅そばのやぶで目撃が相次ぎ、クマはカキの実を食べるなどして居座っていました。

長谷川記者「この後のクマの捕獲に備え、警察によるあたりの封鎖が始まっています」

けさ、クマの出没現場周辺では規制線が張られました。

やぶの中にはおりが設置されていましたがクマは捕まらず、銃での駆除を行うことにしたのです。

警察や町の職員が近所の人に外を出歩かないよう呼びかけ、住民の安全を確認しました。

そして、町の鳥獣被害対策実施隊のメンバーが、やぶの周辺で待機しました。

長いこう着状態が続いた末に…

長谷川記者「たった今大きな銃声が聞こえました。クマに発砲したものとみられます」

規制線を張ってからおよそ3時間が過ぎた午前11時ごろ、ツキノワグマ1頭が銃で駆除されました。

体長およそ70センチのメスだったということです。

人への被害はありませんでした。

近所の人「大きい音がしました。びっくりしました。一応落ち着いたということでこれから安心して生活できます」

駆除されたのはこのところ出没していたクマとみられ、町によりますと、親離れしたばかりの若いクマではないかということです。

この時期は例年、県内各地でクマの出没が多発するだけに警戒が続きます。
最終更新日:2024年11月25日 20:28
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