テレビ番組「翁久允のことば~自分を愛し世界を愛す~」を審議 北日本放送番組審議会
北日本放送は、番組内容の向上のため外部の有識者から意見を聞く番組審議会を25日開きました。
2024年初めて開かれた審議会では、北日本放送の島谷社長が「年明けから大変な災害に見舞われ様々な情報を収集し提供し続けてきたが、自然相手で無力感という限界も感じた経験だった、謙虚な中でも最大限の努力でこの1年を頑張りたい」とあいさつしました。
今回は、没後50年となる立山町出身の小説家で編集者でもある翁久允が残した言葉を伝えるテレビ番組、KNBふるさとスペシャル「翁久允のことば~自分を愛し世界を愛す~」について意見を交わしました。
委員からは、「50年以上前の翁久允の言葉だが、平和や差別の問題など、今を生きる私たちへのメッセージとして心に響いた」「タニノクロウさんの朗読が落ち着いていて聞きやすかった」といった評価する声があった一方、「若い人たちが受け止めやすいよう失敗などのエピソードがあればよかった」といった意見が出ました。