新風景！北陸新幹線　”金沢・敦賀間”試乗リポ

３月16日に開業する北陸新幹線、金沢・敦賀間の報道向け試乗会が2月1日開かれました。

車窓から見える景色や新たな駅の様子を一足早くお伝えします。

岡田キャスター
「金沢駅です。これからまだ見たことのない景色を体験してきたいと思います」

北陸新幹線は、3月16日に石川県の金沢駅から福井県の敦賀駅までの区間を延伸します。

岡田キャスター
「金沢駅を出て数分が経ちました。白山でしょうか。山々が見えますね」

1日は雲がかかり、はっきりとは見えませんでしたが、車窓からは北陸の自然を望むことができます。

加賀温泉駅を過ぎてしばらくするとトンネルに。

岡田キャスター
「ちょっと気になることがあるんですけれども、携帯の電波は通じるんでしょうか。見てみたいと思います…ちゃんと通じますね。電波が来ているようです。ビジネスの方とか旅行者の方とか問題なく色んな作業できると思います」

9年前の金沢開業時には殆どのトンネルで、携帯電話がつながらないことが課題となりました。

総務省によると今回は「新規開業区間の全てのトンネル内で、主要キャリア4社の携帯電話サービスの利用が可能」ということです。

新幹線はスピードを上げ進みます。

岡田キャスター
「次が福井、福井駅ですね。ここまですいすいと来たような感じがしてすごく、北陸が近くなったなっていう感じがしますね」

「九頭竜川ですね。一級河川。すぐ終わっちゃいました」
出発から30分程で福井駅に到着、JRは富山・福井間について最速44分と発表しています。

試乗会では、最高級の「グランクラス」の座席を体験する時間もありました。

岡田キャスター
「私、実はグランクラス初めてなんです。失礼します。いやぁ豪華ですね。はぁ～すごい。高級感ありますね。窓も広いんじゃないかな」

新幹線は終点、敦賀駅に。

岡田キャスター
「金沢駅から1時間ちょっとですか。早いですね」
アナウンス音
「敦賀駅のお出口は左口です。開くドアにお気を付けください」

岡田キャスター
「ここから大阪へ向かう場合は特急列車の乗り換えが必要です。スムーズにいくのでしょうか。検証してみたいと思います」

階を下り、進むと。

岡田キャスター
「こちらがサンダーバードのホームですね。到着しました。手元の時間、5分40秒。割とスムーズにいったんじゃないですかね。ただ時間帯によっては込み合うこともあると思いますので、そこはこれからの課題なのかなと感じました」

敦賀への延伸で北陸3県の県庁所在地間が1時間以内で結ばれることになり、各県の交流が増えることが期待されます。

開業は、3月16日です。