春の風物詩ホタルイカ漁 解禁も… 初日の水揚げ量 去年の約2割
富山湾の春の風物詩、ホタルイカ漁がきょう、解禁されました。滑川漁港では初日の水揚げ量が去年のおよそ2割にとどまる低調な滑り出しとなりました。
海にゆらめく青白い光。富山湾の春の味覚、ホタルイカです。
漁解禁日のきょう午前4時ごろ、滑川漁港から漁船6隻が沖合およそ1.5キロにある定置網に向かいました。
長谷川大記者
「いよいよ始まったホタルイカ漁。しかし、肝心のホタルイカの姿はほとんどありません」
きょう網にかかったのは、大半がマイワシでホタルイカの水揚げ量は18キロ。豊漁だった去年初日の水揚げ量を大きく下回りました。
一方、漁港では1キロあたり1万8900円と、去年初日の3倍以上の高値で取引されました。
第三定栄丸 水野豊さん
「初日としては残念な結果で。今後の漁に期待したいです」
ホタルイカ漁は来月から5月上旬にかけてピークを迎えます。
最終更新日:2025年3月1日 11:56