工事のため臨時休館していた魚津水族館がきょう再開し、クラウドファンディングによる寄付金で改修された「富山湾大水槽」に魚が入れられました。

多くの人が見守る中、富山湾大水槽にはキジハタやヒラスズキなど12匹が入れられました。また、きょうまでにカサゴも入れられています。

水槽はまだ水温が低く、少しずつ温度を上げて魚を増やし、あすはマダイやクロダイなどを、今月10日にはブリを入れる予定だということです。

水槽は、老朽化のためトンネルの一部で水漏れが見つかるなどし、先月から16年ぶりの改修工事を行っていました。

親子連れの 子ども
「見れた」
親子連れの父親
「自分も小さいときからよく来てたので、昔と変わらず子どももこうやって同じように見れるのが一番いいのかなと思います

魚津水族館 不破光大学芸員
「今まで通り、真心たくさんの水族館にしていきたいと思っています」

深海生物コーナーも冷却機の故障や水槽の水漏れで休止していましたが、およそ1年ぶりに再開しました。

今回の改修費用には、クラウドファンディングなどで集まった寄付金4600万円余りの一部を充てたということです。