凍える寒さ 富山の被災地に積もる雪 氷見
富山県内は15日夜から16日にかけて各地で雪が降り、日中も凍えるような寒さとなりました。
地震で大きな被害を受けた氷見市でも、被災した家屋に雪が積もりました。
冬型の気圧配置となった影響で県内は、15日夜から16日にかけて平野部でも雪が降りました。
午後5時の積雪は富山市で7センチ、高岡市伏木で5センチなどとなっています。
警察によりますと、県内では16日午前8時半から午後4時までに車のスリップ事故が35件発生しました。
地震の被害が大きい氷見市の街なかでは、倒壊した家屋に雪が降り積もりました。
積雪は午前中に5センチを観測しました。
また、16日朝の最低気温は氷点下2度、日中の最高気温も2.6度と寒さの厳しい一日でした。
通りでは、雪かきをする人の姿が見られました。
また市役所では、被災した家屋で少しでも雪や雨を遮ろうと、ブルーシートを受け取る人がいました。
実家が被災した男性
「(実家が)玄関や窓が壊れて千葉から来て応急処置をしようと思って。ブルーシートがないと、全然雨・風・雪が大変なことになる」
17日も予想最低気温が富山市、高岡市伏木ともに氷点下2度と、寒さが厳しくなりそうです。
体調管理に気を付けてください。