高額なブルーシート売りつけなど 被災者を狙った犯罪に注意を 富山県
各地で地震からの復旧が続く中、警察は、ブルーシートを高額で売りつけるなどの悪徳商法に注意するよう呼びかけを続けています。
警察官
「被災地狙った悪質な不審者とか泥棒出てきますんで」
この日、高岡市では高岡警察署地域課の警察官が伏木地区を回りました。高岡市では1月、「国から要請を受けた」などとうそをつき、ブルーシートを高額で売りつけようとする業者の訪問が確認されました。巡回では不審な業者が訪ねてきた場合は警察へ通報することや、戸締りの徹底など注意を呼びかけました。
高岡警察署 石灰裕美 地域課課長代理
「困っている人たちの心の隙につけこむような詐欺や、空き巣被害も散見されますので、警察でもパトロールを尽くしてまいりたいと考えております」
警察は、無人の住宅や店舗での窃盗、義援金名目で金品をだまし取る詐欺への注意に加え、復旧作業にかこつけての物品の販売や、屋根や住宅設備の高額な修理・点検代の請求は悪徳商法の可能性があるとして注意するよう呼びかけています。