富山県内 家屋被害 新たに約900件判明
地震による富山県内の家屋への被害は、調べが進むにつれて件数が増えています。富山県のまとめでは9日から900件近く増え、あわせて1873件にのぼっています。
県によりますと、9日から10日午後にかけて新たに判明した家屋への被害は、一部損壊が487件、損壊の程度不明が412件で、これまで判明していたものと合わせて1873件にのぼります。
これは、地震による液状化などが深刻で被害の把握が進んでいなかった富山市と射水市の報告が、10日にまとまったためで、市町村別では、射水市で560件・富山市で264件が新たに判明しています。
氷見市では断水が続き、10日午前の時点で、3590世帯が断水しています。一方、660世帯は復旧した水道が生活用水としては使えますが、飲み水としてはまだ使えない状況です。また、小矢部市の28世帯で続いていた断水は復旧しました。