激しい出血症状を伴う急性出血性結膜炎 富山県内で初の「警報レベル」に
激しい出血症状を伴う、急性出血性結膜炎の県内の患者数が1医療機関あたり1人となり、現在の調査方法となった1999年以降、初めての警報レベルとなりました。富山県が感染予防を呼びかけています。
今月10日から16日までの1週間に、富山県内7か所の眼科から報告された急性出血性結膜炎の患者数は、1医療機関あたり1人で、警報レベルの開始基準値に達しました。
警報レベルとなるのは現在の調査方法となった1999年以降初めてです。
地域別の患者報告数は砺波厚生センター管内で7人、その他の地域では報告はありませんでした。
急性出血性結膜炎を引き起こすウイルスはアルコール消毒が効きにくいとされているため、県は、目をさわる前後には石けんと流水で手を洗うこと、タオルなどの消毒には希釈した塩素系漂白剤やもしくは熱湯を用いること、タオル・枕など、目やにや涙で汚れそうなものの共用は避けることを呼びかけています。
最終更新日:2025年3月19日 18:00