【富山県内】厳しい寒さ続く 週末の3連休は大雪の恐れも
また、あさってからの3連休は、雪の降り方が強まり大雪となる恐れがあります。引き続き注意が必要です。
富山県内は厳しい寒さ 車のスリップ事故など注意を
県内の雪のピークは、きょういったん過ぎましたが、厳しい寒さとなりました。
きょうの最低気温は氷見市で-5.1度、魚津市で-3.3度など、県内10の観測地点すべてで氷点下を観測しました。
最高気温も富山市で1.7度、高岡市伏木で1.3度と、平年より6度ほど低くなりました。
午後8時の積雪は富山市が28センチ、高岡市伏木で23センチ、富山市猪谷で146センチなどとなっています。
あす21日午前6時までの12時間に降る雪の量は、多いところで平野部、山間部ともに20センチの予想です。
北陸自動車道は南砺市内で午後3時前、大型トレーラーが路面凍結のため坂を登れなくなった影響などで、小矢部砺波ジャンクションから金沢森本インターチェンジまでの上り線が、午後8時すぎまで通行止めとなりました。
また警察によりますと、きょう午後4時までの24時間に県内でスリップ事故が79件発生しました。
来週の火曜日ごろまで最低気温が氷点下となる日が続き、日中も気温が低い見込みで、路面の凍結に十分な注意が必要です。
富山市猪谷は積雪140センチ超 住民「例年の倍以上」
長谷川 大記者「岐阜県との境に近い富山市猪谷です。私の身長は180センチほどあるのですが、私の胸の高さまで雪が積もっています」
積雪が140センチを超えている富山市猪谷。山あいで雪の多い地域ですが、今シーズンは例年の倍以上積もり、住民を悩ませています。
地元住民「やっぱりこれだけ連日(雪が)続くと、ちょっと体の方が…腰も痛くなってくるし」「いっぺん屋根雪おろしたからね。7、8年ぐらいやってなかったのでは」
県内はこのあとも冬型の気圧配置が続き、山間部を中心に平野部でも局地的にまとまった雪が降りそうです。
特に、あさって土曜日からの3連休の間は降り方が強まり、雪の量が多くなるおそれがあります。交通障害などに十分注意してください。