能登地方で救助活動 富山県警の救助隊が富山に戻る
地震の被害が大きかった石川県の能登地方で救助活動にあたった県警の救助隊が富山に戻り、12日に活動内容を報告しました。
県警察本部は、1月7日から地震の被害が大きかった石川県の能登地方に緊急援助隊28人を派遣しました。隊員らは、穴水町や大規模な火災が発生した輪島市などで行方不明者の捜索活動にあたりました。
4日間の活動を終えた隊員らは10日の夜、県内に戻り、12日に県警察本部で活動内容を報告しました。
このうち、警備課の八田俊寛課長補佐は「行方不明者がどれだけいるのか、安否不明者がどこにいるのかすらわからない。まだ警察が行けていない現場もあり、非常に情報が少ない中、活動しなければいけないことに難しさを感じた」と話しました。
現場では被災者から感謝やねぎらいの言葉をかけられることもあったといい、県警は再び要請があった際にはすぐに出動できる準備を進めているとしています。