能登の豪雨被災地　富山県緊急消防援助隊などが救援活動

石川県能登地方は21日からの記録的な豪雨で、河川の氾濫や土砂災害など大きな被害がでています。富山県内からは県の緊急消防援助隊が現地で救助活動を行っているほか、県警察本部の機動隊も安否不明者の捜索などにあたっています。

県消防防災航空隊員「もうここの川も全部決壊しとる感じや」「すごいことになっていますね」

消防庁からの要請を受けてヘリコプターで救助活動に向かった富山県消防防災航空隊が記録した、22日の映像です。

能登地方は、21日から22日にかけて大雨となり、映像では、河川が氾濫して、濁った水が田んぼなどに流れ込んでいる様子が確認できます。

隊員は避難所となっている輪島市内の学校へ向かいました。

隊員「じゃあ頑張ろうか」「ぬかるんでいるから気を付けて」

隊員たちは22日、付き添いの1人を含む3人を救助したということです。

県内からは緊急消防援助隊が活動を続けているほか、県警の広域緊急援助隊も22日に能登地方に向けて出発し、安否不明者の捜索などを行っています。